ニッケイ新聞 2013年12月3日
11月29日にモザンビークの首都マプトからアンゴラの首都ルアンダに向かったモザンビーク航空機が行方不明になり、30日にナミビア北東部で墜落しているのが見つかった。
1、2日付伯字紙によると、墜落現場はアンゴラとの国境に近いナミビア北東部の国立公園で、12年11月納品のエンブラエル社製TM470型機に乗っていた乗員6人と乗客27人は全員が死亡した。国籍別乗客数はモザンビーク10人、アンゴラ9人、ポルトガル5人、フランス、中国、ブラジル各1人。
モザンビーク航空にとって今回の事故は、1986年に当時の大統領専用機が南アフリカで墜落して34人が死亡した事故に次ぐ大事故だ。
ブラジル人犠牲者は、アンゴラとモザンビークに事務所を持つ企業家のセルジオ・ミゲル・ペレイラ・ソヴェラル氏で、1日にはブラジル、アンゴラ、モザンビークの調査員が現地入りし、事故の原因調査に当たっている。