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東西南北

ニッケイ新聞 2013年12月24日

 19日午後5時頃、サンパウロ州カンピーナスのクンビッカ空港を飛び立ったリオ行きのアズール社5114号が突如高度を下げたことで乗客を驚かせた。これは、リオからカンピーナスに向かっていた飛行機と航路が重なったため、衝突を避けようとしてとられた措置だ。幸いにして恐れていたような衝突は起こらなかったものの、航空省は事態を重くとらえ、担当オペレーターを職務からはずした。5114号のパイロットには管制塔からの充分な情報が届いていなかったという。ただでさえ、このクリスマスや年末の時期は空港が混乱するだけに、運行側のこうした不注意は勘弁願いたいところ。
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 22日午後4時30分頃、サンパウロ市南部のショッピング・インテルラゴスで、4人の若者たちが食堂広場で突如、「騒動が起きた。閉店だ」と叫んで走り出し、騒然となった。結局、これは嘘であることがわかり、騒ぎを起こした4人のうち、未成年者2人と成人1人がサントアマーロ第11警察署に補導された。買い物客に被害はなかったが、この騒ぎで多くの客が帰ったために、店側が大きな損害を受けたという。
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 21日、モロッコでのサッカーのクラブW杯で南米代表のアトレチコ・ミネイロはアジア代表の広州恒大(中国)との3位決定戦で、ロナウジーニョの退場などがありながらも3—2で辛くも勝利しなんとか3位となった。決勝では欧州代表のバイエルン・ミュンヘンが2—0で開催国枠出場のラジャ・カサブランカに2—0で勝利した。決勝ではブラジル代表のダンテが先取点を決めている。