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7位=藤本パトリシア被告に有罪=ネーヴェス容疑者は身柄拘束

ニッケイ新聞 2013年12月25日

 05年10月に起きた静岡県湖西市での自動車事故で、事故後に帰伯した藤本パトリシア被告に対しサンパウロ州地方裁は8月、2年2カ月の禁固、6カ月の運転免許停止を命じる有罪判決を下した。日本政府が要請した3件目の国外犯処罰(代理処罰)の一審判決だった。
 被告人尋問が今年5月にサンタカタリーナ州ジョインビレ市で開かれたが、同被告は無罪を主張していた。
 この一審判決に対しては検察官、弁護人ともに控訴し、高等裁での判決を待つ状態だ。
 また、同じ8月に静岡県焼津市で06年12月、日系人母子3人を殺害した直後に帰伯逃亡した疑いで国際指名手配され、国内に潜伏していたエジウソン・ドネゼッテ・ネーヴェス容疑者が逮捕されている。