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東西南北

ニッケイ新聞 2013年11月5日

 市警が発表したデータによると、サンパウロ州内で今年の1〜8月に懲戒免職になった市警が昨年同時期に比べて26人増え、168人いることがわかった。18%上がったこと自体も問題だが、汚職が理由の免職が32%も上がっている。中でも308キロのコカインを運んだ罪や、密売人を誘拐し麻薬を強奪した罪などで計16人の免職者を出したサンパウロ州麻薬対策課の汚職体質ぶりが目立っているという。軍警などに比べて高学歴で、エリートが多い市警だけに問題は深刻だ。「まだまだ犯罪組織との結びつきがあるのではないか」と心配する声もある。州都第一コマンド(PCC)の取り締まりは大丈夫か。
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 4日、サンパウロ市にバス専用レーンが新たに5キロ分増設された。対象となったのは、東部ヴィラ・プルデンテ、南部ヴィラ・マリアーナ、北部のサンタナとカランジルなど。特にヴィラ・プルデンテがヴィラ・エルマ大通りに1・3キロ、オルファナト通りに1キロと増設幅が大きく、サンタナのジョゼ・デビエウスト通りも1・4キロ増となっている。これにより市内のバスレーンの総距離は248・7キロに。
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 3日の全国選手権、コリンチャンスはヴィットーリア戦で引き分け、これで今期32試合中、15試合目の引き分け。この決定力の無さが現在12位と上位に食い込めない要因と言われ、鳴り物入りで入団したアレッシャンドレ・パトに批判が多く向けられている。一方、サンパウロは2日にポルトゲーザに2—1で勝利し4連勝。一時は2部降格争いをしていたチームは持ち直し現在8位まで上昇。ムリシー監督への評価と共にうなぎのぼりだ。