ニッケイ新聞 2013年11月6日
写真=講師の十河さん(左)と松岡さん
コンポステーラ・サンチアーゴ巡礼友の会(ACACS—SP)が十河瑞澄さん(86番目札所志度寺の副住職)と松岡敬文さん(NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク代表)を講師に招き、7日午後7時半から香川県人会(Rua Itaipu, 422, Mirandopolis)で『お遍路講演会』を開催する。入場無料。ポ語通訳つき。
弘法大師(空海)が修行のため開いた四国八十八ヶ所霊場が来年で開創1200年をむかえるにあたり、同友の会が企画した。二人の講師が霊場の紹介や、様々な記念イベントの説明を行なう。
同NPO法人は、巡礼路への休憩所の設置やお遍路のPRを行なう団体で、2006年に設立された。代表の松岡氏は自身も巡礼愛好者で、昨年ブラジルで講演を行ない、当地の巡礼路「太陽の道」も踏破した。
同県人会の菅原パウロ会長は「興味のある人、将来的にお遍路に参加したい人、ぜひ来場してほしい」とよびかけた。
なお、同講演会は5日にクリチバ、11日にリオでも開かれる。
問い合わせは同県人会(11・55875303)まで。