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上智大学創立百周年祝う=ブラジルソフィア会も賑やかに

ニッケイ新聞 2013年11月27日

写真=集まったソフィア会の皆さん









 今年上智大学が創立百周年を迎え、東京で創立百周年記念式典が開かれたのに際し、ブラジルのOB会「ソフィア会」でも9日、サンパウロ市内のレストランで母校創立百周年祝賀会を開催、卒業生、留学生ら約50人が集まり共に祝った。
 上智大学では、1日に東京国際フォーラムで記念式典を開催。天皇皇后両陛下が出席したほか、ルクセンブルクのフェリックス王子夫妻、ローマ法王特使も出席、約4千人の参加で盛大に祝われた。
 それを受けて、サンパウロのソフィア会でも祝賀会の実行委員会を結成。83年外葡卒の鈴木裕之さんが実行委員長を務め、準備が進められてきた。当日は、カンピーナスやポルトアレグレなど各地で留学中の在学生も集まった。
 71年文英卒の幕田正夫会長は、「共に百周年を祝いましょう。ブラジルのソフィア会も歴史がある。今後もメンバーを増やし、和を広げていきましょう」とあいさつ。
 長く会に貢献してきた59年法律卒の志田茂雄さんと63年外西卒の熊田弘毅さん(こうき)に記念品が贈られた。志田さんは「皆さんに活躍してもらい、上智の名前を高めてほしい」と後輩らにメッセージを送った。
 ブラジルのソフィア会は卒業生の駐在員らの集まりから始まり、現在まで約50年間続いている。海外のソフィア会でも特に活発に活動を行っているのは、サンパウロとパリのソフィア会だという。
 10月に上智大学で行われたソフィアンズ顕彰では、10年間会長として会を支えてきた幕田会長が顕彰を受けた。
 同会には、82年外西卒でブラジル三菱商事・取締役社長の黒子多加志さん(くろこ)も参加。「仕事に関係なく、和気あいあいと集まれる良い仲間。会を盛り上げていきたい」と話していた。(長村裕佳子クリチーバ通信員)