ニッケイ新聞 2013年11月30日
【既報関連】ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)の代表者会議が28日に文協ビル会議室で開かれ、『第17回県連日本祭』開催決定の経緯などに関する報告が行われた。
執行部は同祭における収入を221万800レ、経費を245万9300レと試算。赤字予想を24万8500レとし、当初から目標としていた「赤字25万レ以内」を達成出来るとした。園田会長によればこの試算には、安部順二連邦下議が進めている議員割り当て金による協力(約10万レ)は含まれておらず、「新規スポンサー探しなど、努力次第でさらに赤字は減らせる」と意気込んでいる。
また各県人会のブース出店経費を、従来の1500レから2千レとする提案が行われ、賛成多数で承認されたほか、同祭のテーマが「三方良し」となったことが発表された。役員らによれば「近江商人の言葉で三方とは『売り手、買い手、世間』のこと。主催者、参加者皆が楽しめて、社会のためにもなるイベントを目指す」との意味がこめられているという。