ニッケイ新聞 2013年10月3日
君津市友好議員団が訪問するリオ・クラーロ市には、市からの使節として小櫃小・中学校の教員らが過去6回訪問し、互いの市旗を交換するなど友好を深めてきた。しかし「80年代後半に、学校長か市の教育局長か定かではないが、先方の教育関係の長が替わってから交流が途絶えていた。もう20年以上になる」(鴇田団長)のだとか。議員団の訪問は初めてで「現状を改めて視察し、絆を確かめたい」と小林喜久男・前議会議長。
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また、同校への最後の訪問に参加した小櫃小学校長に話を聞いたという鴇田団長によれば「通訳がおらず、学校関係者同士で面会しても、30分くらい全く意思疎通が出来ない状態が続き、最終的に日系の高学年の生徒が言葉を訳してくれた」ということも。今回は通訳も同行するとのこと、ぜひ入念なコミュニケーションによる交流の活発化に期待。
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シェフ小池信さんの料理哲学を解きほぐした高橋ジョーさんの著書『A Cor do Sabor』(味覚の色彩、メリョラメントス出版)が、ブラジル出版会の最高権威とされるジャブチ賞にノミネートされた。2千以上の応募作品の中から、アート、法律、建築など27部門で優秀作品3位までが表彰される。リストを見た限り、日本食関連は1冊だけ。第2関門突破に期待。