ニッケイ新聞 2013年10月12日
12日はブラジルの守護神ノッサ・セニョーラ・アパレシーダの日に当たり、国立アパレシーダ聖堂では毎年恒例の祝典などが開催される。今年の祝典では、フランシスコ法王のビデオ・メッセージが流されることになっており、話題となっている。同法王は7月下旬、「ワールド・ユースデー」でリオを訪れた際にアパレシーダへの訪問も行なっている。ビデオが流される時間は午後2〜5時と見られている。ミサの回数も通常より多く、最初のミサは午前5時。午前7時には「子供のミサ」が行なわれ、最後となる午後9時まで計6回のミサが行なわれる。正午には花火、午後5時には音楽ショーなどもある。
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「子供の日」に、子供へのおもちゃのプレゼントはつきものだが、今年のおもちゃの売れ筋は、幽霊の女子高生たちを描いた「モンスター・ハイ」の人形。幼児に大人気の青い雌鳥「ガリーニャ・ピンタジーニャ」はここ数年人気が続いているが、今年はそこに米国で人気のある青い毛むじゃらの小型ロボット「ファービー」の人形や、「蝶」をイメージしたバービー人形の最新モデル、ヒーロー映画で知られるマーヴェル社のキャラクターの人形などとなっている。
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サッカーW杯の第1回チケット発売の申し込み今月10日に締め切られたが、国際サッカー連盟の同日の発表によると、応募総数は世界203カ国から620万人分で、サンパウロ市イタケロン・スタジアムで行われる開幕戦には既に72万6千人の応募があったという。既に倍率は10倍以上で、購入できるかは運次第だ。