ニッケイ新聞 2014年3月19日
ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)が23日、同協会ビル(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で『第8回文化祭り』を行う。入場無料で午前9時~午後5時。
今年の目玉は、文協日本食普及委員会の小池信シェフによる「日本料理 特別試食会」。海老しんじょ、刺身とゆずのゼリー寄せ、角煮、握り寿司、デザートまで計5品のコースが提供され、1人100レで早めの予約を勧めている。午前11時半、午後2時、同4時の3度実施し、それぞれ定員は40人まで。
そのほか日本食コーナーでは焼きそば、天ぷら、お好み焼き、たこ焼き、寿司、沖縄そばに加え、天ぷらアイスやカキ氷といったデザートも。ワークショップは、折り紙、押し花、そろばん、手芸品など。移民史料館は無料開放される。
昨年は移民105周年記念事業の一環で、『日本の美』が代替開催されたため2年ぶり。来社した呉屋春美副会長、中村和右理事は「日本文化がいっぱいのお祭り。お好みの出し物を終日楽しんで」と呼びかけた。
問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。なお文協前のガルボン・ブエノ街が工事中のため車での来場者は注意が必要。
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ワークショップの一つ「3分かるた競技会」では、百人一首部門と俳句部門に分かれ、3分間で何枚のかるたを取れるか競う。出場申し込みは当日会場にて。
運営を手伝う俳句愛好団体から串間いつえさん、鈴木文子さんが案内に来社し、「かるたを通じて日本語、日本文化に親しみながら語学力、頭脳を鍛えましょう」と呼びかけた。