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ニッケイ新聞 2013年10月16日

 琉球民謡保存会の『民謡の祭典』には沖縄県人会の田場ジョルジ会長も出席。何でも、今年5月に会長就任挨拶のため母県に出向いた際、叔父から「会長になったんだから、やらんとな」と三線を一本貰ったのだとか。「今少しずつ練習中。今日の舞台を見ることも勉強のうち」と真剣な表情で演技を見つめていた田場会長。舞台に立つ日も近い!?
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 講演会では本題に入る前に、原口氏が鹿児島の焼酎と紅茶を紹介。芋焼酎「桜島」が蒸留酒の世界大会で1位を獲得したことや、ロンドンで行われた国際食品コンテストで枕崎紅茶が金賞を受賞したことも引き合いに出し、西郷隆盛を始めとする鹿児島県出身者の性質、資質の高さを語った。「芋焼酎といえば、一昔前は独特の臭みを嫌がる傾向があったが、今では世界的な評価を得るまでの地位に上り詰めた。枕崎紅茶にも通ずるが、改良、そして営業の努力が報われた」と鹿児島製品をアピール。
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 15日付けのコラム欄「樹海」について、村田会長から電話があり「閉式の辞」ではなく「謝辞」との指摘があった。場違いは間違いないが、間違いは間違い。訂正します。実際に閉式の辞を述べた最年少の広瀬哲洋氏から連絡があったとのこと。「それ以外は間違いない」と話す村田会長によれば「彼は色々問題がね…他の人にと思っていたんだけど、来たからしょうがない」と謝辞を任せたところが案の定—といったところらしい。コラム子が気になったのは香川氏が持論を展開している際、壇上後方にいた傘寿の野村愛国さんが進み出たので、その名に違わず〃天誅〃か! と身を乗り出したのだが、村田会長によれば「もう止めろ」とばかりに背中を突っついたとか。