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東西南北

ニッケイ新聞 2013年10月26日

 ブラジルでは出生登録は子供の父親が15日以内に行う決まりだが、それを怠った場合は母親が45日以内に行うと定められている。ただし、母親が行う場合は母親の名前しか登録することができず、父親の認知を求める場合には裁判を起こすしかなかった。しかし、18日付のTVクルトゥーラのサイトによれば、この法律が40年ぶりに変わる可能性がある。既に大統領裁可を待つのみとなったこの新法案では、本人の許可なく出生登録時に父親の名前を、母親が申請できるようになるという。父親の名前が出生登録書にない人が550万人もいる。
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 今月27日から、リオとエスピリト・サント(ES)でも携帯電話の番号が9桁になる。25日付レデTVサイトが報じた。電話をかけるには市外局番(リオは21、22、24、ESは27、28)の後、現状の番号の頭に9を付ける必要がある。電話だけでなくショートメッセージ(SMS)を送るさいにも必要。12月5日までは8桁でも繋がるが、それ以降はかからないのでご注意を。
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 ブラジル最大のエヴァンジェリコ(福音派)の音楽賞「第3回プロメッサス(神への誓い)杯」の第2回目の一般投票が、今月4日からG1サイト(g1.globo.com)で行われている。最優秀男性歌手、女性歌手、グループ、DVD、CD、ビデオクリップなど11部門があるが、今年はゴスペル音楽のミュージシャンも審査に入っている。投票は11月9日まで、受賞フェスタが同月13日にリオ州ニテロイ市のオスカー・ニーマイヤー大衆劇場である。