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憩の園=民謡ショーで入居者笑顔=海藤三味線と民謡愛好会

ニッケイ新聞 2013年10月26日

 海藤三味線教室(海藤司代表)とサンミゲール民謡愛好会(森重キク会長)が先月10日、憩の園を慰問に訪れた。
 海藤三味線教室のよびかけに同愛好会が応え、月に1度のペースで日系福祉団体を慰問することが決まった。今回は第1回目。黒田節、佐渡おけさに十勝馬唄—。三味線と琴の合奏も加わり、賑やかな民謡づくしの2時間となった。
 入居者らは、花笠音頭の合唱では一緒になって口ずさんだり、郷土の民謡を思い出して懐かしそうな表情を浮かべたりと、大いに楽しんだ。入居者の中には元愛好会のメンバー、四条トシミさんもおり、仲間との久しぶりの再会に喜んでいた。
 松浦アントニオ・愛好会渉外担当は、「長年福祉団体で役をやっていたが、お年寄りは郷土の民謡に一番喜ぶ。これからこどものいえや希望の家など、順に訪問するつもり」と話した。