ニッケイ新聞 2013年9月11日
ブラジルの禁煙デーだった8月29日、保健省が発表した調査結果によれば、ブラジルでの18歳以上の喫煙者の割合は、2006年の15%から2012年は12%へと減り、6年で20%の減少となった。
男女別にみると、男性は19%から15%に、女性は12%から9%に減った。都市別の喫煙率はポルト・アレグレが18%と最も高く、最も低かったのは6%のサルバドールだった。学歴別では、初等教育修了者が16%と最も高く、高学歴者(12年以上)は9%だった。1日20本以上煙草を吸う人は、6%から5%に減っている。
この減少にともない、当然受動喫煙者の割合も減った。家庭内では12%から10%に減ったほか、職場でも減少がみられた。
調査は州都に住む45万4千人の成人を対象に、家庭電話を利用して行われた。(8月29日付「ジョルナル・ダ・クルトゥーラ」のニュースサイトより)