ニッケイ新聞 2013年9月13日
サンパウロ州など少なくとも7州の郵便局職員が12日からスト突入と12日付R7サイトなどが報じている。郵便局職員のストは11日夜と12日の集会で決まったもので、少なくとも、サンパウロ州、リオ、南大河、トカンチンス、リオ・グランデ・ド・ノルテ、ロンドニア、ペルナンブコの各州で業務の一部が止まっている。
11日夜の時点でスト参加を決めたのは35の組合中六つの組合だったが、12日に参加を決めた組合もあり、影響は更に広がる可能性がある。
スト参加者達はインフレ+6%の給与調整を求めており、いつまで続くかは今後の交渉次第だ。サンパウロ州では5万5千人の職員がストに参加、12日午後はパウリスタ大通りでデモ行進も行った。
郵便局側のサイトによれば、窓口業務とSEDEXやバンコ・ポスタルといったサービスは通常通り機能しているというが、郵便物の配達などが止まったりして電気代や電話代などの請求書が届かない時は、インターネットで請求書を送ってもらうなどの措置が必要となる可能性も高い。