ニッケイ新聞 2013年9月21日
9月22日(日)は、交通渋滞緩和や大気汚染抑制のために公共交通機関の利用を促す「世界ノーカーデー」だ。
ノーカーデーの取り組みは自治体毎に違い、サンパウロ市では、朝7時〜夕方5時の12時間、市中央部への「教育的な乗り入れ規制」が行われる。乗り入れ規制の対象は、イピランガ大通り、サンルイス大通り、マリア・パウラ街、ジョアン・メンデス広場、メルクリオ大通り、セナドール・ケイロス街、サンジョアン大通りで囲まれた地域だ。
市中央部の乗り入れ規制は、市役所が18〜25日に実施している、薬物が交通の安全性に与える影響や公共交通など、交通問題全般について考える「セマーナ・ダ・モビリダーデ」の一環。プログラムの目的は、度を越した車の利用を避け、友人などとの相乗りや公共交通機関利用によって市内を走る車の数を減らす事で、近い所なら歩いたり自転車を使ったりする事も奨励中だ。
同プログラムには講演会や討論会、バスターミナルなどでの文化活動も含まれ、22日朝9時からはパトリアルカ広場を基点とする自転車による散策も予定されている。アニャンガバウーでも21日からのヴィラーダ・エスポルチーヴァにちなんだ活動が行われる。
詳細は市役所のサイトhttp://www.prefeitura.sp.gov.br/cidade/secretarias/comunicacao/noticias/index.php?p=156910で確認を。