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ブラジルに公認指導員誕生!=太鼓協会の山本雄二さん

ニッケイ新聞 2013年8月2日

 ブラジル太鼓協会の山本雄二さん(26、三世)が、当地で初めて日本太鼓財団による公認指導員(3級)の資格を取得する。
 2002年、スザノの山吹太鼓で太鼓デビュー。5年間同協会で事務員をつとめ、07年から日本から派遣されるボランティア指導員のアシスタントとして、全伯で太鼓指導を行っている。
 山本さんは本紙の取材に対し、「すごく嬉しいけど、もうすぐ箕輪(敏泰)先生が帰国するので責任重大」と口元を引き締め、「これからは、民謡とか別の日本文化も始めてみたい」と意欲を見せていた。
 箕輪さんはJICAシニアボランティアの太鼓指導員で、当地で7年間太鼓指導に携わる。先週末行われたブラジル太鼓フェスティバルの審査委員長も務めた。10月に任期を終え帰国する。
 同財団は日本太鼓の全国組織で、1997年に設立。太鼓の普及やコンクール実施、資格認定制度などを行っている。