ニッケイ新聞 2013年8月3日
ニッケイ新聞はこのほど、『ブラジル人のためのニッポンの裏技—暮らしに役立つ日本語便利長—』(O Jeitinho no Japao para os brasileiros、松田真希子著)を発刊した。220頁、50レアル。
日本の春風社(神奈川県)から08年に刊行されたが重版されないことから、本紙が版権を取得、ブラジル版発行となった。
レストランでの注文、公共交通機関での移動、アパート探し、職探し、病院での受診、災害に遭った時など、日常生活に役に立つ言い回しや単語が、豊富なイラストで説明される。
堅苦しい教科書にはない「え〜、そうかな〜」「いいんじゃない?」など、微妙なニュアンスを伝える相づちの打ち方から恋愛における男女のやり取りまで、口語体の例文も充実している。使いたい表現がすぐに引ける辞書形式。
また、日本での外国人登録や運転免許の切り替えなど各種手続き、知っておくと便利な電話番号など、暮らしに役立つ情報も日ポ両語で紹介している。
日本語を勉強中のブラジル人だけでなく、ポ語初心者や、ブラジル人との付き合いがある日本人にもぴったり。子どもや孫、日本文化に関心のある人へのプレゼントにもお勧めだ。
ご購入は、本紙(11・3304・6060)、太陽書店(同・3208・6588)、フォノマギ書店(同・3104・3329)で。