ニッケイ新聞 2013年8月9日
リオ市南部ラゴア地区の路上で8日正午頃、軍などが使用するレベルの殺傷能力を持つ爆発物が見つかり、処理班が派遣されて撤去するという事件が起きた。
爆発物が見つかったのはクストディオ・セロン街とフレイ・レアンドロ街の角。店の前に爆発物らしいものがあると知らされたレストラン店主が近辺の道路を警備している人達を呼んで確認してもらった後に通報した。
現場付近は隔離され、爆発物処理班所属の警官3人が派遣されて爆発物を回収した。現場には、筒の直径が60ミリの軽迫撃砲用の弾と、発射用の筒に入れるブタンガス入りのカプセルがあったという。
専門家が手榴弾に相当すると説明、半径100メートルの範囲に危害を及ばす可能性がある爆発物は市街地の真ん中で回収されたため、処理班もその場で解体せず、コンテナに入れて持ち去ったという。15時現在では、誰がどんな目的で爆発物を置いたかは不明。(8日付グローボ局サイトより)