ニッケイ新聞 2013年8月9日
8日付本欄でも報じたサンパウロ市北部での軍警一家殺人事件に関し、軍警のヴァギネル・ジマス軍曹は、13歳の息子によって殺害されたとされているアンドレイア・ペッセジーニ伍長が、現金引き落し機の強盗に絡んだとして同僚の軍警数人を告発し調査を行っていた事実があったことを発表した。同軍曹はこの件による殺害の疑いの可能性をまだ捨てていない。また6日、犯人とされる少年の通っていた学校のある北部フレゲジア・ド・オーで軍警の子供である10歳の少年が兄弟げんかを親から咎められたことを理由に頭を銃で撃ち自殺する事件も起きた。
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8日付アゴラ紙によると、交通工学公社(CET)がサンパウロ市内に設置している363個の監視カメラのうち96個に異常があるという。実に4個に1個に異常がある計算になるが、そのうち76個が故障し、20個が部分的にしか機能していないという。この監視カメラは主に市内の交差点などに置かれ、このカメラからの情報をもとにCETの係員が交通状況に応じて信号機をコントロールする情報に役立てるものなのだが、これでは意味をなさない。
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アトレチコ・ミネイロの南米一に貢献し、コンフェデ杯優勝メンバーでもあるブラジルサッカー界の若手ホープ、ベルナールがウクライナのシャフタール・ドネツクへの移籍が発表された。契約金は2500万ユーロ(約8千万レアル)でブラジル人選手の欧州移籍の契約金としては史上第5位の高さとなる。ベルナールはネイマールと同じ1992年生まれで左ウィングでの起用が多いという共通点を持つ。