ニッケイ新聞 2013年8月30日
地理統計院(IBGE)が29日付官報に、現在のブラジルの人口は2億103万2714人で2042年には人口が減り始めると発表と同日付G1サイトが報じた。
女性が産む子供の数は1・77人と少子化が進行中で、20年は1・61人、30年は1・5人になる見込みだ。第1子を産む年齢も13年の26・9歳が20年には28歳、30年には29・3歳になる見込みだ。
年齢別人口は、14歳以下が4850万人で24・1%、15〜64歳が1億3760万人で68・5%、65歳以上が1460万人で7・4%だ。推定人口が2億2835万人となる42年は各々、3470万人(15・2%)、1億5140万人(63・3%)、4220万人(18・5%)となり、子供と高齢者の割合が逆転する。
少子高齢化はその後も続き、人口2億1817万人となる60年の比率は、子供13%、成人60・3%、高齢者36・7%となる見込みだ。