ニッケイ新聞 2013年7月2日
2001年ポルトガルで創業のクアジ・プロンチが、サンパウロ市のショッピング・イビラプエラで今週から麺料理店開業と6月29日付エスタード紙が報じた。ポルトガル創業のファストフード店としてはハンバーガーのH3に次ぐ2社目で、対象は新興中産階級だ。
同店は2分で麺を準備する技術が自慢で、質の高い料理を手頃な値段で素早く提供が売り物だ。バリラの麺にフリボイ社の肉、ヴィゴールのホワイトソースと材料にこだわりつつ、通常20〜23レアルかかるショッピングの食の広場で飲み物やデザート付メニュー3種を17・90〜19・90レアルで提供する。
ポン・デ・アスーカル・グループ元副会長のウーゴ・ベツレン氏と同じポルトガル出身の企業家とで50%、残りは投資家達出資の同社は、ブラジルにも2014年までに5店舗開設の意向で、パチオ・パウリスタ、アリカンドゥーヴァと契約済み。5店舗開業の暁には年商1600万レアルを見込んでいる。