ニッケイ新聞 2013年7月5日
サンパウロ市北部のパルケ・ノーボ・ムンドで2日午後、65歳の男性が駐車をしていたところを3人の男が襲った。4日付アゴラ紙によれば、男らは男性を車内に閉じ込めたまま1時間車を走らせた後、男性のカードを使って犯人の一人がスーパーマーケットで買い物をしようとした。が、ちょうどそのとき、車に残っていた男性が体調を崩し、犯人らは男性を救急診療所へ。その後は再び車に乗り、今度はグァルーリョスで男性のカードで買い物をしようとしたが、目撃証言などであえなく御用に。男性はといえば、その日のうちに退院したとか。3人はそれぞれ27、24、17歳だったが、被害者を病院に連れて行くとは…、良心が咎めた?
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国際サッカー連盟が4日に発表した新しい世界ランキングでブラジルが22位から9位に躍進—。コンフェデレーションズ杯3連覇が評価されたもので、やっとトップ10に復帰した。1位スペイン、2位ドイツは変動なしだが、コロンビアが7位から3位に浮上したため、アルゼンチンが4位に後退した。コンフェデ杯一次リーグで3連敗した日本のランクは、五つ下がって37位。それでもアジアでは最上位だ。
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3日未明、サンパウロ市中央部のショッピング・パチオ・パウリスタで、顔を隠しピストルで武装した5人組の強盗が電化製品店「A2You」に侵入し商品を盗みだすという事件が起きた。犯人は現在も逃走中だ。同店経営者によると5万レアル相当の被害を受けたという。この10時間前にはサンパウロ市西部モルンビー・ショッピングで宝石店が襲われている。