ニッケイ新聞 2013年7月12日
日本の歌手で、2004年から毎年当地で公演活動を行っている中平マリコさんの『南米公演10周年記念チャリティーコンサート』が14日午後2時から、文協ビル大講堂(R. Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開かれる。
川筋太鼓、花柳流金龍会が出演する第一部、ブラジル人ミュージシャンが演奏に参加する第二部の二部構成。「上を向いて歩こう」「愛燦燦」などのカバー楽曲、オリジナル代表曲「ありがとう」など20曲が披露される。
案内のため母・芙早恵さん、吉岡黎明・救済会会長とともに来社した中平さんは「待っていてくれる皆さんのおかげで早10年。来るたびに日系の方々の日本への思いの強さを感じ、自分が日本人であることに誇りを持てた。感謝の気持ちを込めて歌いたい」と意気込みを語った。
入場無料だが、日系福祉団体への寄付のため、1キロの保存食の持参を呼びかけている。