ニッケイ新聞 2013年7月13日
2013年度鹿児島ブラジル実習生の出水翔子(20、鹿児島)、平田真理恵さん(29、同)がそれぞれ8、9日に来伯、10日に来社し1年間の研修に向けた意気込みを語った。
サンパウロ市のサンパウロ新聞で研修を行う出水さんは「以前から外国への思いは強く、やっと念願が叶った」。在籍する鹿児島大学の教員に背中を押されたという。
「貴重な経験をされてきた移民の方々にたくさん話を聞いて、自分の成長につなげたい」と抱負を語った。
アメリカへの語学留学の経験から「外国と日本の懸け橋となるような仕事を」との思いを持つようになったという平田さん。大学卒業後はシステム・エンジニアとして5年間働いた経験を持つ。
研修先となるサンパウロ州ピラール・ド・スール日本語学校での目標を「日系人の精神や生き方を学びたい。子どもたちに日本の今を伝えられれば」と笑顔で話した。