ニッケイ新聞 2013年7月26日
22日から降雪も見られていた南大河州で、寒さによって死亡したと見られる遺体を2体発見と25日付エスタード紙が報じた。同日付G1サイトによると、サンパウロ市セントロでも凍死したと思われる遺体が見つかった。
今週は28市で最低気温が零下を記録している南大河州では、21日に州北部パナンビで55歳のヴィウマル・ブラジリスタさん、23日に州中央部のシニンブで53歳のマリーノ・フェルナンデスさんが遺体で発見されている。いずれの遺体も暴行などを受けた形跡がなく、警察は寒さのため低体温症を起こして死亡したと見ている。
一方、サンパウロ市では25日朝、市中央のリベルダーデ区で暴行などを受けていない遺体が発見され、警察が死因や身元を調査中だ。遺体が発見されたのはテイシェイラ・レイテ街との交差点に近いサンパウロ街。
南伯では25日も樹氷が出来た所があり、サンタカタリーナでは夕方から雪との予想も出ている。サンパウロ市パウリスタ大通りでは24日夜11時に気温5度を記録した。