ニッケイ新聞 2013年7月30日
バルセロナで開催中の世界水泳選手権オープンウォーターで27日、ブラジル勢が史上初の総合1位に輝いた。
当日は男女の25キロ決勝が開催され、10キロで銀メダルを獲得したアナ・マルセラ・クーニャが5位、5キロ団体でポリアナ・オキモト、サムエル・デ・ボナと共に銅メダルを獲得したアラン・ド・カルモがやはり5位に入賞した。
個人種目で12位までに入った選手のポイントを加算した総合では、オキモト、マルセラの74点とアランとサムエルの24点の計98点を獲得したブラジルが、94点のドイツ、65点の米国を押さえ、オープンウォーター総合1位となった。
ブラジル選手団が当初予想していたオープンウォーターでのメダル獲得数は3個だったが、最初に行われた女子5キロでのオキモト、マルセラ両選手の銀、銅獲得という予期せぬ成果以来、喜びの連続。郵便局の経済支援を受けた強化策が奏功し、他の種目でも上位選手と大差のないタイムで5〜7位に入る好成績を残しているため、同部門での今後の成長が期待されている。(27日付CBDAサイトより)