ニッケイ新聞 2013年7月31日
YOSAKOIソーラン大会で初優勝を飾った『青春』。ステージ上で大喜びする彼らとともに、その栄誉を称えるように「セイシュン」コールに加わっていたのは、これまで6度の優勝を誇る『グルッポ・サンセイ』のメンバーだった。前日の路上公演を見ても、グランプリ候補筆頭だと思われた彼らだったが、結果はアダルトの部2位。悔しい思いも当然あったであろう中、優勝チームを称する姿には、心温まるものを感じた。彼らが日本の文化とともに、日本的な精神まで学んでいるのであれば、これほど素晴らしいことはない。
◎
日本の冬並みに冷え込んだ今週のブラジル。タンスの奥にしまっていた桐灰の「はるカイロ」が久々に活躍した。馴れない寒さに震えていたブラジル人にも一つあげると、カイロ自体も珍しかったようで「こんなのブラジルにはない」と大喜び。「日本産カイロは輸入されている」と聞いたのでネットで検索してみると、出てくるのは日本のアニメキャラを使った中国産海賊版ばかり…。日本産カイロの輸入と宣伝をぜひ。