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ニッケイ新聞 2013年6月7日

 最近、サンパウロ市の高級オフィス街ジャルジンスで真っ昼間に2件もの銃撃戦が起きた。美容院を襲った2人組は、20人もの人質をとって警察官とやりあったとか。警備員も防犯カメラも効果なし? と思えるやぶれかぶれなやり方だ。しかもジャルジンスは本紙記者も訪れる機会が多いので、余計にショック。先月、軍警大佐が「サンパウロ州の治安は悪くない」と話していたが、悪化しているように見えるのは気のせい?
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 開催を1カ月半後に控える県連日本祭り。今年は、会場代が5万レアルも上がり、ガスや水道の費用もインフレの影響で高騰。経費の総額は、昨年比10%弱の増加になりそうだとか。一方で資金に関して、スポンサー集めに奮闘する園田会長は「今まで出してくれていた企業が撤退するようなことはなさそうだが、出す金額が減ってしまうところもあって…」と台所事情は厳しい様子で、「色々と非常に難しい」とため息。戦後移住60周年式典も行われる会場だけに、運営面の不安が何とか解消することを祈るばかり。