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サ・アンドレ市議会=原田、中野2氏を表彰=12日の「移民祭」で

ニッケイ新聞 2013年6月11日

 サント・アンドレ市議会は12日午後7時から、同市議会場(Praca Quarto Centenario, 2, Centro)で、日本移民105周年を祝う記念式典『移民祭』を開く。地域の日系団体の発展に貢献した人への表彰を行う。
 94年に法令として制定されて以来毎年実施されており、サ・アンドレ日系連合会(宮岡康雄会長)からの推薦により2人が選出される。
 同連合会に加盟するABC文化協会、西本願寺サント・アンドレ分院、ペドローゾ日伯文化協会などで30年以上に渡って日本舞踊を指導者する原田美智恵さん(72、二世)、ABC文協で婦人部長を務めた中野カスミさん(79、二世)が表彰される。
 記念式典の後にはABC文協会館(Rua Santo Andre, 661)で祝賀会が開かれる。
 案内のため来社した宮岡会長、牧半治副会長、喜納ジョージ理事は「ブラジル社会の方々が移民や私たちのような子孫に敬意を示してくれるのは本当にありがたいこと。今後も日本文化をしっかりと継承していきたい」と話した。