ニッケイ新聞 2013年6月11日
2日付フォーリャ紙はイタリア、アジア系など国内の移民コミュニティ新聞について紹介し、邦字紙2紙については「読者の高齢化で危機を迎えている」と報じていた。当地有力紙に名前入りで取り上げられたというのは名誉なことだ。
ただ、単に事実を羅列しているだけの記事で物足りなかった。同紙としてこの問題に関する何らかの見解があるとすれば、そちらの方を読んでみたかった。
本紙ポ語版ジョルナル・ニッパキの編集長も取材に答え、同記事の終盤には彼が「日本語新聞は野球や相撲などスポーツや軽めの話題を扱うが、ポ語版はコロニアのイベントを主に扱う」と言ったことになっていたが、「言ってない」と本人は苦笑していた。
次に当地の大手紙に扱われるときは、「日系ポ新聞が隆盛」という見出しの記事になっていてほしいものだ。(詩)