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ニッケイ新聞 2013年6月29日

 ちょんまげ隊のツノダヒロカズさんは講演会の中で「W杯に牡鹿半島の小学生を招待したい」と新たな支援活動への展望を語る。震災により電車が機能しておらず、市外に出るだけでも一苦労の状態だけに、来伯は大きな希望になるだろう。「宿泊先を提供してもらうだけでも嬉しい」と協力を呼びかけた。詳しくはツノダさん(cmage2011@yahoo.co.jp)まで。
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 「NHKの放送で外国語が多くて精神的苦痛を受けた」とし、71歳の男性が慰謝料141万円を求めて名古屋地裁に提訴した。日本各紙が報じた。訴えたのは、「日本語を大切にする会」を主宰する岐阜県の高橋鵬二さん。公共性の高いNHKによる影響も懸念してのことだ。コロニアの多くが共感するのではないか。最近の日本語にカタカナが多すぎるのは事実。これを機に現代の日本語を見直す議論に繋がれば。
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 先日、電気の請求がアントニオの名前で届いた。もちろんコラム子の住む住所なのだが、不思議なことがあるものだ。早速エレトロ・パウロに電話すると「確かに変更の電話がありました」という。聞けば、RGとCPFの番号を言えば変えられるという。それならば誰でも電話一本で勝手に名義変更できることになるではないか。コラム子が滞納すれば支払い義務はアントニオ氏になる。電気を切られて困るのは当方だが。何かの間違いだろうが誰にもメリットはない。ともかく元に戻してほしいと言うと、RG、CPFのオリジナルを持参して事務所に来いという。それは最初にアントニオ氏に対して要求すべきこと。全くブラジルは無意味に労力を消耗させられることがときおり起こる。嘆息。