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火傷の1歳男児に刺青=姿を消した母に虐待疑惑

ニッケイ新聞 2014年3月22日

ミナス・ジェライス州ベチンで18日、まもなく2歳になる男児が足に火傷をして病院に運ばれたが、火傷のそばには刺青もあり、姿を消した母親に虐待の疑いがかけられている。

ベチンはミナス州都ベロ・オリゾンテ近郊の町だが、父方の祖母によって救急外来に連れてこられた患者は、まもなく2歳になる男の子。足の火傷を見た医師達は、虐待を疑って警察と児童相談所に通報した。

警察によると、男児の火傷のすぐそばには刺青が施されており、医師達は刺青を施した時に火傷を負わせた可能性が強いと考えている。

男児を病院に連れてきた祖母によれば、男児の母親はいつも彼女に子供を任せてどこかに出かけてしまい、連絡先さえ教えないという。

ベチン市の保健局担当者は、男児の健康状態は良好だが、観察のためしばらく入院させる方針でおり、この件を児童相談所に委ねた。真相が判明するまでの間の養育権は当面、父方の祖母に与えられた。

男児の母親は、20日現在も姿をくらましたままだという。(20日付G1サイトより)