ニッケイ新聞 2013年4月5日
宗派を超えて釈迦の誕生日を祝う「第47回花祭り」が8〜13日、サンパウロ市のリベルダーデ広場の特設会場で行われる。 案内のため、共催団体のブラジル仏教連合会の松峯慈晄会長、浄土真宗本願寺派ブラジル別院の安中マルコ隆曙開教使、ブラジル仏教婦人連盟の山田光子会長、釈尊讃仰会の小野昭二会長、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会)の浜崎マルセリーノ副会長が来社した。 ブラジル仏教連合会傘下の7団体が毎年持ち回りで行う。8〜12日は午前10時〜午後4時まで、広場の一角で誕生仏の像に甘茶をかける「甘茶接待」が営まれ、最終日13日午前10時からは音楽法要や婦人会のコーラスがあり、稚児らが白象を引いてガルボン・ブエノ街などを練り歩く。 サンパウロ市の公式行事の一つで、甘茶接待には2〜300人、法要には一千人ほどが訪れる。 松峯さんは「日本から取り寄せた甘茶を飲んで、寿命が延びたと言う人も。非日系人が特に多く、年中行事として喜んでもらっている」と、広く来場を呼びかけた。