ニッケイ新聞 2013年4月6日
サンパウロ市南部のイピランガ博物館の管理がずさんなことが問題となっている。トイレが故障して使えず、庭園の芝生が伸びっぱなしになっているだけでなく、侵入者が押し入り、ペドロ一世の遺骨が納められている場所に男女が入って性行為を行ったり、トイレ代わりに使っているとか。近隣住民の話だと、今年のはじめから管理が放置されたままだという。
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ブラジル最大の音楽イベントとして知られ、今年の9月13〜15、19〜22日の計7日間行われるロック・イン・リオの入場券が昨日発売となり、45万枚がわずか4時間で売り切れた。販売はインターネットで行われたが、申し込みが殺到してサーバーがダウンし多くの人がアクセスできなかったという。買えなかった人はその後、ネット・オークションでの購入を試み、定価の5倍の1300レアルまで値段が跳ね上がった。追加販売は今のところ未定。
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4日に行われたサッカーのリベルタドーレス杯で、サンパウロFCは敵地ボリビアのラパスでのストロンゲストとの試合を1—2で落とした。これでサンパウロFCは第3グループでの成績が1勝3敗1分となり、グループ・リーグ突破が厳しくなった。次戦は17日、本拠地モルンビー・スタジアムでのアトレチコ・ミネイロ戦。決勝トーナメント進出のためには勝つ以外にない。