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ニッケイ新聞 2013年4月10日

 愛好者が高齢化し、日伯両国で減少気味の囲碁人口。若手の育成に努める日本棋院南米本部の平松幸夫理事長は「段々若手のいい棋士が生まれている」と語る。初心者囲碁講座の講師を務める島田シンジさん(三世)も、その一人。囲碁歴約10年の大学生で、今年9月に仙台で開催される「第35回アマ選手権」にブラジル代表として出場し、72カ国の選手と競合するとか。
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 1台ずつしかない洗濯、乾燥機が不調になり、新品を調達したが置き場もないと、やむなく洗濯場の改築に踏み切った「こどものその」。費用は約10万レアルで、現時点で「第12回ボイ・ノ・ロレッテ祭り」「第14回慈善カラオケ大会」それぞれの収益2万8千レ、約1万2千レが充てられた。谷口ジョゼー理事長によれば、今年9月の55周年記念式典までには完成予定とか。
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 一行がサンジョアキンふるさと巡りで泊まったホテルには階段しかないので、荷物はもちろん、移動に一苦労する高齢者の姿が見られた。カンピーナス在住の山中タツミさん(83、愛媛)は「エレベータもないホテルに泊まらされるなんてビックリ。初めてだよ」と呆れたような表情で杖を付きながらゆっくり、ゆっくりと階段を上っていった。満州の看護婦学校を卒業、57年に渡伯し、北パラナのアサイで薬局をやってから出聖し、援協で長いこと看護婦をしていた強者だが、寄る年波には勝てない。他にも「せっかくここまで来たのに、試験場にある後沢憲志博士の胸像や最初に持ってきたフジの苗木第1号などを見れないのは残念」という声も。次はコチア青年主催で「組合巡りの旅」もいいかも。