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若林大臣政務官が来伯=歓迎会に100人が出席

ニッケイ新聞 2013年4月13日

 若林健太外務大臣政務官(49、長野選出参議院議員)が8〜14日の日程で亜国、ブラジルを訪問し、11日に来聖して夕刻にリベルダーデ区を訪れた。
 文協内の史料館を山下リジア副運営委員長の説明を受けながら見学し、文協貴賓室での歓迎レセプションに出席した。
 レセプションには日系団体代表ら約100人が出席した。挨拶に立った若林政務官は、2008年に来伯した父の若林正俊元農相から「日系社会に暖かく迎えられたと何度も聞いていた」として、「(ブラジルは)心情的に近い国だった。念願叶って初めて来られた」と話した。
 また、「地元長野を含め、各地でブラジルに関心を寄せる企業は多い。進出を成功させるには、皆さんの支援と助言が必要」と呼びかけ、最後に「150万人の日系社会、20万人の在日ブラジル人コミュニティは外交上の貴重な財産。ますます友好な関係を構築するため努力していきたい」と締めくくった。
 若林政務官はその日の午前、サンパウロ日本人学校の入学式、イビラプエラ公園内の開拓先没者慰霊碑を訪れた後、商工会議所の役員、日系政治家、ジョアン・ロベルト・ロドリゲス元農相と会談した。