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東西南北

ニッケイ新聞 2013年4月18日

 アウキミンサンパウロ州知事は現在、未成年による犯罪への刑罰強化を国に求めているが、ダッタフォーリャが15日にサンパウロ州民に対して行った調査によると、93%が、現在18歳から成人扱いとなるところを、16歳に引き下げるべきだと考えていることがわかった。9日のサンパウロ市での未成年による大学生殺人事件直後の結果ではあるが、10年前の同調査の質問でも83%が賛成だった。
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 16日午前5時30分頃から約2時間、CPTM12号線(ブラス—カウモン・ヴィアナ間)が2時間に渡り運転をストップし、1万1千人の足に影響が出た。CPTMの運転中断は今年に入り4度目。今回の運転中断は、ジャルジン・エレナ—ヴィラ・マーラ駅間で、電車に電力を供給するケーブルが侵入者によって荒らされていたことで起きた。CPTMは「システム全体に防犯カメラが設置されているわけではないので防ぐのが難しい」と語っている。
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 軍政への関与を問われ、ブラジル・サッカー連盟(CBF)会長解任運動を受けているジョゼ・マリン会長は16日、CBFの会計会議で「任期が終わる15年までは辞めない」と語り、涙ながらに「この職務で人生を全うしたい」と語った。同氏は国際サッカー連盟(FIFA)から、14年W杯現地組織委員会(COL)の委員長辞任も迫られている。