ニッケイ新聞 2013年4月23日
サッカーサンパウロ州選手権は21日に1次リーグを終了し、決勝トーナメントに進む8強が決定した。ベスト8の組み合わせは「サンパウロFC対ペナポレンセ」「コリンチャンス対ポンチ・プレッタ」「サントスFC対パルメイラス」「モジ・ミリミ対ボタフォゴ」。また、昨年準優勝のグアラーニの二部降格、強豪ポルトゲーザの来季一部復帰も決まった。
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サンパウロ市の特別巡回機動隊(ROTA)は20日夜、1月8日に南部カンポ・リンポで妊娠9カ月の妊婦ダニエラ・ノゲイラ・オリヴェイラさん(25)を殺害した容疑者の2人の男性を逮捕した。この事件では1月11日に既に容疑者が1人逮捕されている。なお、ダニエラさんが身ごもっていた胎児は帝王切開を受け未熟児ながら出産し、ガブリエラと名づけられて存命中だ。また、ダニエラさんの臓器は現在まで、少なくとも6人の人に提供されている。
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ブラジルの大企業のひとつとして知られる、セメントや建築業大手の「カマルゴ・コレア」の代表取締役、ジルセ・カマルゴ氏が20日死去した。100歳だった。同氏は1994年に創業者だった夫のセバスチオン氏の死去に伴い、同社を譲り受けて取締役に就任。米国経済誌フォーブスによると世界第87位、ブラジル人女性としては最も裕福な富豪で、資産は138億米ドルといわれている。