ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
確定申告の〆切り迫る=26日までの申告者65%
ニッケイ新聞 2013年4月27日
国税庁が26日、同日午前9時までに所得税の確定申告を行った人は1701万3千人で、同庁が見込んでいる2600万人の65・43%と発表した。申告期日の30日23時59分59秒まではあとわずかだが、まだ30%以上の人が未申告の状態だ。
確定申告は、インターネットを利用するか、フロッピーディスクに入れて連邦貯蓄銀行かブラジル銀行に提出するかのどちらかで行う。今年は、アンドロイドやiOS掲載の携帯電話(スマートフォン)やタブレットでも申告出来るが、免税対象の収入があったりした人は、スマホでの申告は出来ないなどの制限がある。期日に遅れると、165・74レアルか、納税額の20%のどちらかの罰金が科せられる。
対象となるのは、課税対象となる給与所得が年2万4556・65レアル以上、または月2046レアル以上の人。農業従事者は年収12万2783・25レアル以上の人と、12年またはその前に受けた損失を相殺したい人などだ。
最終日はインターネットに入れない可能性もあるので、未申告の人は週末に行った方が無難だ。申告用紙のダウンロードや疑問解明はwww.receita.fazenda.gov.brで。