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東西南北

ニッケイ新聞 2013年4月30日

 25日の歯科医殺人事件の犠牲者シンチア・マガリ・モウリーニョさんの葬式は26日に行われたが、母親のリソレイデさんは「どうして1人の人間に対してこうも残酷になれるのか」と悲しみ、父親のヴィリートさんもブラジルの少年への刑罰の甘さに疑問を投じている。シンチアさんは結婚もせず、年老いた両親と精神障害を持つ妹の生活費を支えていた家族の大黒柱でもあった。
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 サンパウロ市南部モルンビ地区で、スマートフォンを使い、同地区で起きた事件や不審者の存在を瞬時にウェブ上で知らせるネットワーク・サービスがスタートする。2週間ほどではじまる予定のシステムでは、地域住民やコンドミニオなどの門番、警備員たちが特殊なソフトウエア入りのスマホを持ち、情報を通報する役も果たす。このサービスは無料ダウンロードができ、主催企業は5万人の登録者を期待しているという。同地区の第1四半期の殺人事件は前年同期比で3倍以上だった。
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 27〜28日のサンパウロ州選手権準々決勝の注目カードは、サントスFCがパルメイラスをPK戦の末に下し、コリンチャンスが全国選手権一部所属の強豪ポンテ・プレッタに4—0で圧倒した。5月4〜5日の準決勝で、同杯4連覇を狙うサントスは全国選手権3部のモジ・ミリンと、昨年クラブ世界一に輝いたコリンチャンスは宿敵サンパウロFCと戦う。