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クリチーバ=文化事業売上金を寄付=市内福祉施設で贈与式

ニッケイ新聞 2013年4月30日

 在クリチーバ日本国総領事館(内山美生総領事)とパラナ日伯元留学生協会(APAEX、佐藤マリオ会長)が11日、2月に同市営市場で開催された「第23回カレンダー展示会」の全売上金1885レアルを、同市の福祉団体「ぺケノ・コトレンゴ・パラナエンセ」に贈与した。
 同福祉施設本部で行われた贈与式には、内山総領事、ロヂネイ・カルロス・トマゼラ福祉団体会長や佐藤会長が出席。同総領事は「とりわけ、身寄りが無い子供達の自立支援事業は素晴らしい。本件事業を通じ協力できて嬉しい」と語った。
 ロヂネイ会長は謝意を述べると共に、組織の成り立ちや約200人の入居児童の生活を紹介、質の高い教育や治療を維持するという今後の目標を話した。
 閉会後、一行は施設内を視察し、子どもたちと触れ合った。