ニッケイ新聞 2013年3月20日
きょうの本頁で報じている南大河州での真相究明委員会でもう一つ話題となったのが、サンパウロ州工業連盟(Fiesp)が軍政時代に軍に資金援助を行っていたというもの。証言者はジウマ大統領の元夫のカルロス・アラウージョ元州議員。これに対しFiespは、「民主主義の保護とブラジル発展という原則に反する出来事は解明されなければならない」との見解を示している。
◎
ペレは18日、サッカーのブラジル代表(セレソン)に対し、「コリンチャンスを軸にチーム編成をするべきだ」と語った。これは自身が中心選手だった1970年のW杯が当時最強だったサントスを中心にしたことに由来する。この発言をめぐり「ペレはまた一言多い」の反応も多かったが、スペインがバルセロナFC、ドイツがバイエルン・ミュンヘンと、現在の強豪セレソンが国内最強クラブを中心に編成されているのも事実で「正論だ」との意見も。
◎
サンパウロ市南部イビラプエラ公園で、サンパウロ・ファッション・ウィーク2014春夏コレクションが18日から開催中。ファッション・ショーは22日まであと3日行われ、20日のきょうは、15時からフェルナンダ・ヤマモト、21時30分から〃トリトロン〃のブランド名でカレン・フケという2人の日系デザイナーによるショーが行われる。