ニッケイ新聞 2013年2月2日付け
どう授業再開するかを話し合った31日のサンタマリア連邦大学の会議を報じたUOLサイト1月31日付け記事にも西島教授は登場した。体育館での遺体確認の様子を「感覚が麻痺してロボットになったかのようだった。学生や父兄は、教師を強い人格の頼れる人物と見ているが、実際はみなと同じように繊細であり、学生は教え子というより友人だった」と語り、出席者に深い感銘を与えた。来週のカーニバルには日系青年団体のバイレもあり、7月の県連日本祭りも大型化する一方だ。これを機に火災予防を肝に銘じておく必要がありそうだ。
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戦後移住60周年関連のニュースが紙面に登場しているが、戦後移民の団体が事務所合併、つまりは〃縮小〃方向に向かいつつある。ブラジル日本会議は近々竜馬会に移るようだし、ブラジル・ニッポン移住者協会はすでに事務所を引き払い、工業技術移住者協会に。活動も少なく、デスペッザも馬鹿にはならないということなのだろう。時代の趨勢とはいえるが、何故そうなったのか—を紐解けば、団体存続のヒントが隠れているような気がする。