FIFA(国際サッカー連盟)が、6月12日に開幕するW杯の5万枚のチケットを、開催12都市の公立学校生徒やインディオの部族の人々に無料で配布すると発表した。政府の教育改革プロジェクト「マイス・エドゥカソン(もっと教育を)」に参画している学校の生徒4万8千人、国立インディオ保護財団(Funai)に関係するインディオの部族のコミュニティに配られる。
チケットを入手する権利が与えられる学校の順番を決める抽選は2日に行われ、各学校の校長は18日までに、チケット入手の意志があるかどうかを教育省に示す必要がある。
チケットを手にする生徒の名前と、当たった試合の組み合わせの発表は開幕6日前の6月6日にある。
配布される枚数が最も多いのはクリチバで7808枚、その次にフォルタレーザ(7496枚)、クイアバ(7306枚)、ポルトアレグレ(6056枚)、レシフェ(5854枚)、サルバドール(4008枚)と続く。
配布されるチケットが最も多いのは6月17日のロシア対韓国戦の試合で、4202枚となっている。最も少ないのは開幕戦で24枚。ベロ・オリゾンテでのブラジル対メキシコ戦は286枚、ブラジリアでのブラジル対カメルーン戦は100枚。準々決勝、準決勝、決勝戦はそれぞれ50枚のみとなっている。(5月5日付G1サイトより)
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