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 チェスと将棋は似たもの同士。〃親戚〃といわれる一方で、チェスには将棋にない「引き分け」があり、名人級は難なく引き分けに持ち込むことができるとか。引き分けのない将棋に魅力を感じたというジェームズ・M・トレード棋士は、将棋に転向し3年ほどで五段を制した実力者。チェス・将棋教室も開いており、ブラジル将棋連盟期待の星のよう。
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 10月の民謡全日本大会(東京)にブラジル代表として臨む塩野彰会長。「実力差があるので、かえってリラックスして臨める。国技館での出番を楽しみたい」と抱負を語った。今回のブラジル大会では少年少女の部A・Bが新設されたが、「ゆくゆくは日本の『少年少女全国大会』にも代表を送りたい」との考えも。「孫と揃って代表に」との話題が邦字紙をにぎわす日が来るかも。
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 W杯が近づくも、抗議運動で盛り上がりに欠ける当地だが、日本ではその波に乗り商品が続々登場している。アディダス・オリジナルは当地ファッションブランド「ザ・ファーム・カンパニー」と提携し、南国の動植物が色鮮やかな衣類やバックを販売。アサヒ飲料はブラジル産最高等級高級豆を100%使用したという缶コーヒーを13日から新発売する。こちらは当地サッカーブランド「ATHLETA」とのコラボ商品で、ブラジル国旗色のデザインに仕上げたとか。