6月24日の日本対コロンビア戦など、W杯4試合が行われるマット・グロッソ州クイアバのアレーナ・パンタナルで8日昼前、東側のカマロッチ外側の通路で配線作業を行っていた作業員が感電死する事故が起きた。
亡くなったのは電気通信関係の工事を担当するEtel社従業員のムハマヂ・アリ・マシエル・アフォンソさん(32)で、220ボルトの電気に感電し、高さ2メートルのはしごから転落。現場に急行した救急隊(SAMU)と消防の救急隊が救助を試みたが、現場で息を引き取った。
この事故で、W杯のスタジアム建設工事に伴う死者は9人となった。