グルメクラブ
5月14日(金)
【赤ワイン】
ロヴァラ・メルロ2000/12レアル/柔らかな味わいだが酸味もきっちりとある。引き締まった後味、イチゴの香りが鼻を抜ける。カベルネ・ソーヴィニヨンであればグランデ・レゼルヴァ1999を。
ピザット・カベルネ・ソーヴィニヨン2000/17レアル/若い色合い。熟成後も楽しみ。果実香に富み芯のある味が特徴。ちなみにピザットのメルロ1999はベスト・バイ。
マルコ・ルイージ・カベルネ・ソーヴィニヨン1999/36レアル/甘い渋味、整った風味。しっかりしたボディ。まだ若いが十分美しいワイン。同社のメルロ1999を買うなら時期尚早。もう少し熟成させた方がいい。
テーハ・ノヴァ・シラー2002/19レアル/東北伯産のブドウ。ミオロの逸品。国産の少ない、シラー種タイプでは業界一。ミオロはほかにピノ・ノワールの評価が高い。
ドン・ラウリーノ・タナ2000/40レアル/ピメンタ、カカオなど複雑な香り。渋みが強いが気にならない。ブラジルワインの実力を示す一本。ここのアッセンブラージュ1999はさらにいい。
ガメ、カベルネ・フランは、ブラジルでは不向きだがカーザ・ヴァルドゥガが健闘している。1999カベルネ・フラン、2000ガメが良いそうだ。
【白ワイン】
サルトン・ヴォルピ・シャルドネ2000/14レアル/画家ヴォルピのラベルがユニークで目を引く。パインや樹木の香り。輝く液体、シャルドネの持ち味が発揮されたバランスのいい、エレガントなワイン。2001もグッド。
レゼルヴァ・ミオロ・シャルドネ2001/14レアル/このクラスでは出色。ボディ、色、味、匂いいずれも典型的なシャルドネの性格を反映。
【シャンパン】
エセレンテ・シャンドン・ブルット・レゼルヴェ/42レアル/バラの香り、柑橘系果実の匂いも。美しいあわ立ち。心地よい酸味。優美な余韻。
コルディエル・ブルット/24レアル/爽やか。乾燥果実、ヤシの実のアロマもある。最もブラジルらしいシャンパンとみる専門家もいる。
※2003年、ブラジルのワイン専門誌「ヴィニョ」を参考。いずれも同年の品評会で最高の四つ星を受賞している。