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メニュー ステーキとルッコラ

グルメクラブ

6月25日(金)

 牛ステーキの付け合せにはルッコラが最高だ。原産は地中海沿岸。辛味と、ゴマやピーナツバターを連想させる香りが魅力。さっぱり肉が食べられる。
 その前にステーキ肉の種類についておさらい。一般には(1)Chuleta(Bisteca)(2)File Mignon(3)ContraFile(4)Picanha(5)Alcatra(6)Maminhaなどが挙げられる。
 (1)はローストビーフにも良い(2)英名Tenderloin。日本でもお馴染の部分だ。牛一体から普通二キロほどしか取れない(3)はスペイン語でBife de chorizoという。高級ステーキハウスではブラジルでもこちらが通名だろうか(4)英語ではCap of Rump。一体で一キロから一・五キロが平均。それ以上に大きなものは、他の部分が付随し売られている(5)Rumsteckはフランス語。英語ではRumpという。柔らかく脂肪が少ない。シュラスコにも絶品(6)は(5)のそばに位置し、さらに柔らかい。
 牛肉は焼く一時間前に冷蔵庫から出すのがポイント。塩を両面にふっておくのを忘れずに。黒コショウを押さえつけるようにまぶし、オリーブ油とニンイクを入れ中火で焼く。
 肉を取り出した後に残る汁にウスターソースを加え、一度煮立たせたらバターを溶かす。赤ワインをひと垂らしソースを作る。
 ルッコラは肉の上にたっぷりと載せる。カツレツ(ミラネーザ)の場合にも同じ。刻んだトマトと一緒するのもお勧め。食語感を軽くする。

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