健康広場
6月29日(水)
一日二十四時間。そのうち三分の一くらい、人は横になって休む。安眠するのに、枕を抜きに語れない。ブラジル福音ホーリネス教団牧師の水本薫さん(93、岡山県出身)が二年ほど前に、竹炭入りそばがら枕を発明。口コミで人気が広がり始めているという。
水本さんによると、そばがらはストレスを緩和。快眠を促し、肩凝りを癒す作用がある。竹炭は電導性に優れ、免疫力・自律神経を高めると言われる遠赤外線の効果で熟睡出来る。両者を組み合わせることで、相乗効果を引き出せる。
さらに、素材が後頭部のツボを刺激。頭痛や高血圧を和らげる。これまで不眠解消を始め、喘息、五十肩、腰痛に効き目があったという声が寄せられた。「まずは、病気にならないことが大切。枕は人の健康に影響を及ぼすので、目を向けてほしい」。
水本さんは九十歳を超えてもなお、現役の牧師だ。原動力は睡眠にあるのかもしれない。枕一つ四十レアル。自宅のほか、太陽堂内の店で委託販売。ほかに竹炭の石鹸や木酢液なども扱っている。問い合わせ電話番号=11・3813・8438。